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食洗機のすすめ

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何の話か

今回は、昨年自宅に食洗機を導入しましたが、それが良かったということを書いてみようと思います。

といっても、周囲に聞いてみると、最近では家を建てたり、新しいアパート・マンションに入居すると最初から備え付けてあることが多いようで、現実には導入を悩んでいる人は少ないかもしれないですね。

一方で、私は地方在住で転勤することが多いのですが、そもそも食洗機がついているような新築の物件がないという状況も結構あります。そのようなひとはこれまで食洗機を導入したことがないかもしれません。

また、最近は食洗機をすすめたものの家族の反対にあい、導入していない友人がいたので、なぜ導入したほうが良いのかを改めて考えてみようと思います。

もともとは食洗機導入に反対だった

さて、上記の話しぶりですと、私が最初から食洗機大好きおじさんだったような印象がありますが、そうではありませんでした。

むしろ私は導入の反対勢力であり、そのために我が家への食洗機導入が遅れていました。

私の反対理由としては

  • 食洗機が高い
  • 狭い家におけるもんか
  • 手で洗うのは別に苦じゃない
  • 手で洗っても時間はあまり変わらない
  • 水をかけるくらいじゃきれいにならんだろう

というものでした。私は普段からよく皿を洗う人だったんですね。

妻の言い分

食洗機を導入したい妻の言い分はこうでした。

  • 子どもを育てながら共働きになると忙しいので少しでも家事につかう時間を減らしたい
  • 確かに君は皿をよく洗うが、毎回きっちりではない
  • 私は皿洗いが好きではない

まぁ、このような言い分を聞いても私としては「うーん、高いお金を出して買うほどの理由かなぁ」とずっとのらりくらりでした。

結局、議論は平行線のまま、「私:積極的に欲しくはないが、あっても困ることはない」「妻:積極的に欲しい」→であれば買ってよ、となりました。

食洗機は偉大だった

結論から書くと「食洗機は偉大だった」となります。私は間違っていました。

私が想像できてなくて、一番食洗機を導入して良かった点は、

食器を洗う心理的なハードルが異常に下がる

ということでした。

確かにこれまで食器洗いに対してさほど抵抗意識はなかったものの、疲れて帰ってきた日や、朝や昼の食器がたまった夕方、使った皿が多い日などは、皿を洗う前に、さてひと仕事するかと若干の気合が必要でした。そして気合が足りず翌日にもちこすことがたまにありました。

しかし食洗機があると、食器を下げたついでに、スポンジで大きい汚れをサッと水で流して食洗機に入れるだけなので、洗うことを「ひと仕事」と認識することもなく終えることができます。

ひと仕事と認識することもない作業は、一日に何回やっても苦にならないため、朝昼晩と一切食器を貯めることなくこまめに洗うことができるようになりました。

手で毎食ごとにきっちり洗い続けることは、意外とできなくないでしょうか?無意識でも食器を洗うことは、ストレスになっている可能性があります。

また、子育てを始めると、子供用の食器やエプロン*1を毎日ひたすら大量に洗う必要がありますが、この心理の差は想像以上に大きいと思います。

また、私は皿を洗うのはいいとして、洗った皿を布巾でふく作業が嫌いでした。食洗機は乾燥もしてくれるのでこの作業がなくなったのも良かったです。

使用実感

私が導入前に抱いていた疑問についての簡単に回答です。

①食洗機は高いか?

→後述しますが、7万弱の投資になります。これが高いかはひとによりますが、個人的には10年使う気持ちなので年7000円でこのパフォーマンスなら安いか、と思います。

②狭い家におけるのか?

→うちはキッチンの狭い賃貸ですが、シンクと冷蔵庫の隙間に置けました。Panasonicの製品は、購入前にスマホを用いた設置シュミレーションも可能なので試してみてください。

③手で洗うのは苦じゃない、洗う時間は変わらない

→そのとおりですが、食器を洗う心理的ハードルが下がることで食器洗いはほとんど家事ではなくなります。毎日やる家事ですので、その気持ちの差は大きいです。

④水をかけるくらいじゃきれいにならないのでは

→最近の食洗機の性能は高くなっていました。大きな汚れだけ事前にとっておけば、きちんときれいになります。

⑤デメリットは?

→なかなか稼働している間うるさいことです。通常モードでまわせば、稼働時間は1時間程度なのですが、その間テレビの声などよく聞こえません。もちろんある程度理解できますが、私は細かい音まで聞きたい派なので、食洗機がうごいている間はみたい番組や映画はみれません。(妻は気にならないといっていましたが・・・)

なので、夜は寝る前に「4時間後洗浄モード」にして夜中に動かしています。なぜかタイマーが4時間後しかないのも不便ではあります。最近のは自由に設定できるんでしょうか・・。

導入環境

最後に、導入するにあたっての環境について。調べてみると食洗機の世界ではPanasonicが覇権を握っているようでした。うちに導入したのは↓で、大きさのバリエーションについては実際の店舗に行って確認しました。値段は7万円弱だったと思います。意外と小さいので、小さい賃貸でも置けると思います。

panasonic.jp

その他自宅で確認する点は、「周囲にアースがあるか」、「分岐水栓が必要か」、「おけるスペースはあるのか」の3点です。

分岐水栓は耳慣れないと思いますが、普通に水を出す水栓に分岐がなければ食洗機に水をおくるルートがないので分岐がない人はつくりましょう、ということです。自分がこれが必要かはメーカーのホームページで確認できるので確認しましょう。

うちは分岐水栓が必要でしたが、自分で取り寄せて自分で取り付けました。電気屋さんに頼むと1万円すると言われましたが、全部自分でやれば1000円でいけます(ただしモンキーレンチなどない人は買う必要あり)。日本語が読めれば初心者でも簡単です。

置くスペースについては、なければシンクの横に↓を置けば丁度食洗機が乗ります。この製品は現在売り切れのようですが、サイズを参考にしてください。我が家はこれに乗せてます。

item.rakuten.co.jp

まとめ

・食洗機は設置が想像以上に簡単で、賃貸でも置けます。

・値段はするが、使用満足度は高く、メリットは大きい。

・特に共働き、子持ちは必須。

 

 

*1:我が家では食洗機で洗える製品を採用。